禁煙の方法は自分に合うやり方じゃないと失敗する
目次

タバコをやめようと思いながらも、喫煙し続けている人は大勢います。
やめたいと思いながら吸い続けてしまう原因があります。気合いだけで禁煙すると失敗する確率は高いです。
原因を分析し、タバコをやめることで生まれる成果を理解することが禁煙を成功させるコツになります。

本当に禁煙したいのであれば、この記事を読んでいる今が絶好のタイミングです。
気合ではなく、根拠のある理由が禁煙成功に導きます。どのようにすれば成功するのか、禁煙方法を提案します。

禁煙の方法は気合いだけじゃない?禁煙セラピーとは

ニコチン中毒の男性

禁煙の方法として、禁煙セラピーというキーワードを良く耳にします。
禁煙セラピーとは、喫煙者が良く陥りやすい原因と不安を解消し、禁煙を成功させる道筋を作るものです。
禁煙セラピーの具体的内容を分解し説明します。

タバコをやめられない理由には、ニコチン中毒・洗脳・幸福感の幻想の3つがあります。
この3つの理由により、タバコから解放されないのです。
禁煙を成功させるには、まずこの3つの理由を良く理解する必要があります。

ニコチン中毒は、タバコを吸った本数でおこるものではなく1本吸っただけでもかかるものです。
ニコチン中毒の厄介な点は、幻覚や苦痛などが起こらない点です。
起こり得る症状としては、タバコを吸わない事による苛立ちなど本人の気分の変化のみです。
他の中毒よりも軽視されやすいものですが、依存度から考えると他よりも依存度が高いのがニコチン中毒です。

次に、洗脳です。洗脳というと大げさに聞こえるかもしれませんが、要するにタバコを吸わない不安感のことを指します。
吸わないことでストレスが溜まるという不安、楽しい時間が楽しくない時間に変わってしまうという不安、これらの不安が禁煙出来ない要素の一つです。

最後に、幸福感の幻想です。
ストレスを和らげる、集中力を高める、リラックスさせる、これら全て幻想です。
日常のストレスはタバコを吸うことでは解消されません。タバコを吸いたい苛立ちがおさまるので、ストレスが和らぐ幻想を抱くだけです。
タバコを吸うことで脳への血液の循環を悪くさせるので、集中力も逆に低下させます。

リラックスも喫煙で得ることは出来ません。
ニコチン中毒がひどくなればなるほど、常にタバコを吸いたいという欲求を持ち続けていることになります。
常時欲求を持ち続けなければいけない状況にあるのに、リラックスできるというのは真のリラックスではありません。

これらの理由を踏まえ、禁煙について考えてみます。
もし仮に、タイムマシーンがあり喫煙する前の自分に戻れるとしたら、タバコを吸いますか?大半の人は、吸わないというはずです。
もし仮に、年齢制限がなく、子供がタバコを吸える時代になったとしたら喫煙を勧めますか?絶対に勧めない、こう思う人が普通です。
そういう基本的には拒絶するものを今吸っているのです。

喫煙による幸せや平穏はありません。ましてや喫煙することのプラス要因があるとは考えられません。
基本的に拒絶するものを、悪影響しかないとわかりながら吸い続けているのが現実です。
禁煙セラピーは、全て幻想でしかない喫煙でのプラス要因を、今後も続ける必要があるかということを理解させてくれます。

最近話題の禁煙外来で必ず禁煙できるのか

医師と疑問符

禁煙外来も、今禁煙方法として選択されることが多いものです。
まず禁煙外来は、多くの診療科で行われています。内科は当然ですが、心療内科や耳鼻咽喉科でも受診することが可能です。
禁煙外来は、医師が患者の喫煙状況を良く把握することから始まります。
喫煙状況に合わせ禁煙補助薬などの内服薬の処方と、定期的な診察でニコチン切れの離脱症状の相談をすることで禁煙成功へと導きます。

2006年4月から、ニコチン中毒は病気であると認識され、一定の条件を満たした場合健康保険の対象となりました。
ただし注意点が一つあります。以前に禁煙外来の受診をしたことがある場合、初診日から起算し1年以内は自由診療ということになるということです。
この場合は、健康保険適用外ということになります。

禁煙外来で処方される補助薬は、ニコチンを含まない内服薬やニコチンパッチの2種類です。
この補助薬がニコチン切れの離脱症状を和らげ、禁煙を続けやすい環境にすることが出来るのです。
禁煙補助薬としてニコチンガムがありますが、一般用医療品である為健康保険の適用外になります。

ニコチンを含まない内服薬の特徴は、苛立ちなどニコチン切れの離脱症状の軽減とタバコを吸った時においしいと感じづらくなります。
この2つの効果は大きいです。離脱症状の軽減だけでも、役割は大きなものです。
これに加えおいしさを感じづらくなるのですから、内服薬の効果は非常に高いと言えます。
通常内服薬は、12週間服用してその間5回診察を受けるのが基本です。

ニコチンパッチは、ニコチンを含んだ貼り薬です。
腕・背中・おなかなど好きなところに貼ることが出来、周りから目立ちづらいものです。
ニコチンパッチは、医師が処方するものと一般用医療品の2種類あります。

禁煙外来にかかる費用は、3割負担としてトータル2万円弱です。
12週間で2万円弱ということは、喫煙している場合にかかるタバコ代よりも安く済みます。
1日1箱喫煙している場合、1箱400円で計算しても約3万千円です。コストの面においても魅力があると言えます。

結果として禁煙外来の効果があるかという点は、内服薬とニコチンパッチ、これに加え医師の診察時の相談によりタバコをやめることが出来る確率は高いということが言えます。

ただ我慢する禁煙方法で成功した人も多い

煙草を我慢する男性のイメージ

気合だけでタバコを吸う欲求を我慢して、禁煙を成功した人も多数います。
我慢する方法として有効的なのは、人間の心理学を利用することです。
まず禁煙を成功したいという目標があるのであれば、明確に他人に禁煙を宣言するが成功へと導く大きな行動になります。

人間は、自分で決定したことを他人に宣言した場合、宣言したことを成し遂げる確率が高くなるのです。
なぜ確率が高くなるかというと、人から適当な人間と見られたくない願望があるからです。単純なことですが、非常に効果がある方法です。

この手法は商売でも良く使われます。物を売る商売の手口として、顧客自身に買うということを声に出して言ってもらう誘導法があるのです。
どんなに高価なものでも、顧客自身に買うと言わせた場合、販売員に売りつけられたという意識が起こりません。
成績の優秀な営業マンは、オススメはしても買ってくださいとは決して言いません。
必ず顧客に買うかどうかの問いかけをし、顧客自身に買いますと言わせています。

このように、商売でも使われる人間の心理的要素を禁煙に利用します。
今からタバコをやめることを、出来るだけ多くの信頼している家族や友人に宣言してください。
高確率で禁煙という目標を成功する意識が高まります。
多くの信頼している人達に宣言することだけで、口だけの人間と思われたくない気持ちが禁煙という目標を成功させる要素になります。

また、タバコを吸いたい欲求は5分程度でなくなります。この5分を気合いで乗り切るのです。
そうすることでタバコを吸いたい欲求の波はおさまります。たった5分です。
この時間をクリアすることで、禁煙宣言した信頼する人達に対しての面目も保つことが出来ます。

最後に、何かしらの禁煙する理由があるタイミングを利用すると禁煙成功率は高くなります。
例えば、子供が生まれる、家やマンションを買ったなど、節目の機会を利用します。
元々悪影響しかないと思っているタバコは、節目の機会で辞める理由が見つかると、意外とあっさり辞められるものです。
この辞める理由が発生するタイミングの状況にあるのであれば、禁煙を成功させる絶好の瞬間と言えます。

人間に良い影響を与える要素がないタバコをやめる方法は、一つではありません。
自分に合った方法を見つけることが、禁煙の挫折を少なくする大きな要素となります。