禁煙の方法は自分に合うやり方じゃないと失敗する

禁煙の難しさとニコチン依存症

近年特にタバコが与える身体への悪影響について言われることが多くなってきました。
将来の自分の健康のことを考えて、禁煙を考えるという喫煙者も増えてきています。しかし、禁煙の難しさという壁にぶつかる人がたくさんいるようです。
どうして禁煙は難しいのでしょうか。

そもそも、たばこを吸っている人はニコチン依存症になっているために吸い続けてしまっています。
ニコチンには脳を覚醒させる効果があり、いつもタバコを吸っている人はタバコからニコチンを摂取することでもとから脳が持っている、脳を覚醒させる脳内物質の力を鈍らせてしまっています。
そしてその結果として、タバコを吸っていなければ頭がすっきりしないという状態になり、身体がニコチンを欲してしまうというループ、ニコチン依存症に陥ってしまっているのです。

ニコチン依存症は上で書いたような身体的依存であると同時に、頭を覚醒させて満足するために吸うという点では心理的依存をも引き起こす、一種の病気あるといえます。
そのため、なかなか自分の力で禁煙を目指すのは難しいといわれます。
禁煙しようと決断したのはいいけれど、しばらくタバコを吸わないことで禁断症状のようになってしまい、いつもの調子が出ず、それで仕事が上手くいかないことでストレスが溜まってしまい、周りにあたってしまうという人もいます。
このような状況を脱するために、またニコチンを摂取するためにタバコを吸うという生活に戻ってしまうのです。

現代ではこの難しさゆえに、自力で禁煙を目指すのではなく、病院の専門医にかかって治療をしていくという方法があります。
テレビのコマーシャルなどでも紹介されている方法です。
ただ、禁煙を決意したとしても、なかなか自分で病院に行くのが恥ずかしい、そもそも時間がとれないといった理由から病院に行けないという人もいて、このような病院があっても禁煙することは難しいという状況のままなのです。

ニコチン切れのイライラがストレスで暴飲暴食する人も

ストレスで暴食する男性

たばこには脳を覚醒されるニコチンという物質が含まれていて、ニコチン依存症になっているために、禁煙をするのが難しいということを書いてきました。
さらに、禁煙を目指している人は、ニコチン切れのイライラがストレスとなって暴飲暴食してしまうことがあるというのです。
それはどうしてなのでしょうか、またどのような対策が考えられるのでしょうか。

普段タバコを吸っている人が禁煙し、ニコチンが切れてしまうと、身体的にも心理的にも満たされないという状況になりストレスになってしまいます。
また、ニコチンには神経をにぶらせる効果もあるため、ニコチンがあればおさまっていた食欲が、高まってしまいます。
タバコを吸うことで痩せられていた人も、リバウンドしてしまうのです。

そして禁煙中はタバコの煙が無い分食べもののにおいをよりはっきりとかぐことによって、普段より食べ物がおいしく感じられるようにもなります。
これが、暴飲暴食の原因になってしまうのです。さらに、暴飲暴食してしまったことの罪悪感や太るということからさらにストレスが溜まってしまいます。
普段ストレス解消するためにやっている、喫煙のニコチン摂取もできない状態のため、ストレスは溜まっていく一方です。

それではニコチン切れのイライラからくるストレスで暴飲暴食してしまう場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
まず、ストレスのはけ口を別に見つけるということが考えられます。
例えば、毎朝ランニングして頭をすっきりさせるなど、運動の習慣をつけたり、週に一回カラオケに行ったりすると、暴飲暴食しないですむようになります。
運動の習慣はしばらく続ければ、リバウンドを防ぐことにもつながるでしょう。
また、暴飲暴食して大量に食べ物を食べるのではなくて、ガムやするめなど長く口の中に入れられる食べものに変えることで、暴飲暴食して太るということはなくなります。